建設業法に違反すると
建設業許可が取り消されることがあります。
今回は建設業法の違反と建設業法許可の取り消しについてご紹介します。
▼建設業法に違反した場合
建設業法に違反すると、まず監督処分がくだされます。
監督処分は下記の3つです。
・指示処分
・営業停止処分
・許可の取り消し処分
■指示処分
監督行政庁が、違反を改善させるため建設業者に対し改善命令をおこないます。
この段階では、営業停止にも許可の取り消しにもなりません。
■営業停止処分
指示処分に従わない場合、営業停止処分が下されます。
営業停止は、全営業の停止、一部営業の停止に分けられます。
また違反行為が極めて悪質な場合、指示処分を通り越して営業停処分になることもあります。
■許可の取り消し処分
営業停止処分が下されても営業をしたり、不当な方法で建設業の営業許可を受けた場合、
建設業許可が取り消されます。
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建設業許可が取り消されると
建設業法に違反し、処分と罰金を受けると欠格要件に当てはまるため、許可が取り消されます。
一度許可が取り消されると、取り消された日から5年間許可を得ることができなくなります。
▼まとめ
建設業法に違反すると、
建設業許可が取り消されることがあります。
一度許可が取り消されると5年間許可を得られなくなってしまいます。
違反をすると大きな損害となるので、注意するようにしましょう。
また当事務所では、
建設業許可の相談を承っているので、ご相談したいことがあればお気軽にお問い合わせください。