会社設立には資本金が必要となります。
資本金は会社の規模を示すものですが、具体的にはどのようなものなのでしょうか。
今回は、
会社設立に必要な資本金について解説致します。
▼資本金とは
一言でいえば、資本金は事業をおこなうための元手です。
会社を設立する際の資金で、投資家や株主から調達したお金も含まれます。
しかし、個人事業主などのこれから初めて
会社設立する場合は、投資家や株主から調達するのは難しいので、ほとんどが自己資金です。
▼資本金はいくら必要
資本金は1円から起業できます。
2006年の法改正以前は、株式会社なら1,000万円以上、有限会社なら300万円以上と定められていました。
しかし、最低資本金制度がなくなり、新会社法が施行されてからは資本金1円から
会社設立ができるようになりました。
▼資本金で会社の印象が決まる
資本金のほとんどは自己資金です。
資本金は会社の規模を表しているものなので、低すぎる資本金だといい印象を与えられません。
1円から
会社設立はできますが、あまりに低いと借金があると思われたり、今後存続できるのかと疑念を抱かれやすいです。
信用問題にも関わるので、実は資本金の額は大切なのです。
資本金が大きければ、安定した経営ができるイメージを与えられるので、取引をする際はスムーズに話が進むでしょう
▼まとめ
資本金は会社を設立する際に必要なお金です。
1円から設立できるので、昔に比べ起業のハードルは一気に低くなったと言えます。
しかし、低すぎる金額は不信感を与えかねないので、資本金はよく考えて準備しましょう。