今後のために
家族信託を利用したいという方もいるのではないでしょうか。
家族信託は家族内で財産を管理することができる制度で、今注目を集めています。
しかし、利用するにあたってどのような
手続きをすればいいのかわからないという方もいると思います。
そこで今回は、
家族信託の
手続き方法について解説していきます。
▼1、家族間で話し合い合意を得る
家族信託を利用する前に信託に関わる家族全員で話し合い、合意を得る必要があります。
家族信託を利用する目的は人によって様々なので、そこで目的をはっきりさせましょう。
後のトラブルを避けるためにも、間違っても委託者と受託者だけで契約内容を決めないようにしてください。
▼2、契約書を作成する
信託契約書を作成する際は、家族間で話し合った内容に基づいて具体的な表現を用いて記載しましょう。
曖昧な表現で記載すると後にトラブルになる可能性があるので、誰が見ても確信できる表現で記載することが大切です。
契約書を作成したら公証役場に持ち込み、公正証書にしてもらいます。
▼3、財産の名義を移す
契約書を作成したら、財産の名義を親から子に移します。名義を移す
手続きは財産の種類によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
▼4、専用口座を開設する
信託財産が預金や現金の場合は、そのお金を管理するための専用の口座を開設し、入金します。
家族信託は、信託開始から30年後に受益者が死亡すると信託が終了する仕組みになっているので注意しましょう。
▼まとめ
家族信託は
手続き自体ももちろん大事ですが、その前の家族間での話し合いがとても重要になります。
トラブルを避けるためにも、話し合いにしっかり時間をかけましょう。
家族信託の
手続きに関してお困りの方は、気軽に弊社にご相談ください。